“慶喜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よしのぶ84.6%
けいき11.5%
きやうき3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥羽伏見とばふしみに敗走した将軍慶喜よしのぶ東帰して、江戸城内外戦火を予期して沸騰するさなかから、芝新銭座しばしんせんざに「慶応義塾」が産声うぶごえをあげた。
福沢諭吉 (新字新仮名) / 服部之総(著)
其中そのうちに將軍家の長州進發といふ事になつた。それが則ち昭徳院せうとくゐんといふ紀州きしう公方くぼう——慶喜けいき公の前代の御人ごじんである。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
上宮皇子方便し、和国の有情あはれみて、如来の悲願を弘宣ぐせんせり、慶喜きやうき奉讃せしむべし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)