“錘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもり81.7%
おも9.9%
つむ2.8%
あつま1.4%
もり1.4%
オモリ1.4%
シヅ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣鈎、釣竿、釣糸、おもり、えばにいたりますまで、いちいちこまかい習いがあることでございまして、とても、ひとくちには……へい
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
他の人々は村から「五十六ポンド」おもりと荷車一台分の一インチ繩の荷をもって出かけたが、とうとう底をつきとめえなかった。
何千というつむが絶え間なく廻っている。そこに十四五から、七八くらいの娘さんが一人か二人で働いている。平均一日五里以上を歩く。
そして、ふと紙のうえをきしる万年筆の音が、耳にふれて来ると、渾身からだじゅうの全神経がそれにあつまって来て、向返ってその方を見ない訳にいかなかった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
しかし、駒鳥のもりを投げるような鋭い声は、沈滞がちな、中層の空気を引っ掻き廻している。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
イ、懲治棒(又ハ木刀)ロ、籐(又ハ弓ノ折レ)ハ、金属ノオモリノツイタ革鞭、ニ、鉄ノカギ(六個ヨリ八個)ノツイタ革鞭
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
シヅ代りに無数の小さな鈴をつける。
だいがくの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)