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錘
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おも
ふりがな文庫
“
錘
(
おも
)” の例文
他の人々は村から「五十六ポンド」
錘
(
おも
)
りと荷車一台分の一インチ繩の荷をもって出かけたが、とうとう底をつきとめえなかった。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
しようと、たとえば、千ポンドの
錘
(
おも
)
りをつけようと、この風のなかは往けぬよ。しかし、
氷罅
(
クレヴァス
)
をくだって洞を掘ったら、どうだ
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それに腕金は端の方に、時計の振子を大きくしたような相当な
錘
(
おも
)
りがついていたから、腕金を上げるのにかなり骨が折れた。
鍵から抜け出した女
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そはエスキモーが斯かる事を爲す時に用ゐる
錘
(
おも
)
りと
好
(
よ
)
く
似
(
に
)
たる石片角片の
遺跡
(
ゐせき
)
より發見さるるに由りて
推考
(
すいかう
)
せらるるなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
「こんな所で、人間の
血脂
(
ちあぶら
)
をながしたら、すぐにあしがついてしまう。そのまま、
錘
(
おも
)
りをかけて、沖の深くへ抛り込んでしまうのがいちばんだ」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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変装の品々は焼きすてるか、
錘
(
おも
)
りをつけて川の底にでも沈める。架空の方の住宅へは、いつまでたっても主人が帰って来ない。
杳
(
よう
)
として行方を知らずというわけだね。
断崖
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
このトリックの変種として(これは密室事件ではないが)
錘
(
おも
)
りのついた紐をピストルに結びつけておいて、発射後橋の欄干を越してピストルを水中に没せしめた例もある。
J・D・カーの密室犯罪の研究
(新字新仮名)
/
井上良夫
(著)
此所
(
ここ
)
に畫きたるものは伊豆君澤郡
久連
(
くづら
)
村より出でしものなるが、
類品
(
るゐひん
)
は
諸地方
(
しよちはう
)
より出でたり。恐らくは網の
錘
(
おも
)
りならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
小脇に抱えて来た紙包を解いて
予
(
かね
)
て用意の
詰襟
(
つめえり
)
の学生服に着かえ、寝衣の方は紙包みにし、傍に落ちていた手頃の石を
錘
(
おも
)
し代りに結び、河の中へドボーンと投げこんでしまった。
鍵から抜け出した女
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
遺跡よりは角製の
釣
(
つ
)
り
針
(
はり
)
の出でし事あり(第七回參照)。土器押紋中には
慥
(
たしか
)
に網の
痕
(
あと
)
有るもの有り。切り目有る扁平石噐中には網の
錘
(
おも
)
りと思はるるもの有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
錘
漢検準1級
部首:⾦
16画
“錘”を含む語句
紡錘
重錘
鉛錘
圓錘形
紡錘形
測深錘
錘錬
三角錘
錘鉛
錘舌鐘
錘舌
錘石
錘玉
錘数
錘具
重錘揚
角錘形
紡錘竹
沈錘
方錘形
...