“血脂”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちあぶら92.3%
あぶら7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“血脂”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
拔いて見るとベツトリ血脂ちあぶらが浮いて、切つ尖に少しばかり新しい齒こぼれのあるのは、一種の凄味をさへ加へるのでした。
一應拭き清めてありますが、それにもまた血脂ちあぶらが浮いて、どんより鐵色かねいろの曇つてゐるのは唯事ではありません。
「あなた様の場合は、また違いまして——実は先ほど、お腰の物を見たせつなに、余りにひどい刃こぼれと、むらむらと、ぬぐいきれない無数の精霊しょうりょう血脂あぶらに——失礼ながら、益なき殺生をただ誇る素牢人すろうにんが——といやな気持に打たれたのです」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)