“血”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ち90.1%
のり7.6%
あけ1.2%
けち0.6%
べに0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくは運(うん)がよかったよ。こん夜は泊(と)めてもらいたいね。ひさしぶりにゆっくり眠(ねむ)りたいんだ。ベッドを血(ち)でよごしてすまなかったね。
随竜垣に手を掛けて土庇(どびさし)の上へ飛上って、文治郎鍔元(つばもと)へ垂れる血(のり)を振(ふる)いながら下をこう見ると、腕が良いのに切物(きれもの)が良いから、すぱり
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
併し振り返ると、そこには血(あけ)に染(そま)った死人が無気味な人形の様に黙(もく)していた。その様子が明らかに夢ではなかった。
灰神楽 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
血(けち)えんのつかあなから一疋
蛍狩 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
しかるにこれを訴人して、後にざまあ見ろをくらって、のり血(べに)になって悶(もが)くのは、芝居でも名題の買って出ぬ役廻(やくまわり)であろう。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)