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血色
ふりがな文庫
“血色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けっしょく
47.4%
けつしよく
26.3%
ちいろ
21.1%
ちのいろ
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けっしょく
(逆引き)
学士が来て見ると、病人がこの
頃
(
ごろ
)
になく好い
血色
(
けっしょく
)
をしていた。それを見て学士が云った。「この
塩梅
(
あんばい
)
だと、もう二三日立ってから起きられそうだね。」
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
血色(けっしょく)の例文をもっと
(9作品)
見る
けつしよく
(逆引き)
此返事
(
このへんじ
)
を
聞
(
き
)
いて、むつと
腹
(
はら
)
が
立
(
た
)
つた。
頭巾
(
づきん
)
の
下
(
した
)
に
歯
(
は
)
を
剥出
(
むきだ
)
して、
血色
(
けつしよく
)
の
好
(
い
)
い
頸元
(
えりもと
)
に
伸
(
の
)
し
掛
(
かゝ
)
ると
向
(
むかう
)
は
後退
(
あとすざり
)
もしない。また
質
(
き
)
いて
見
(
み
)
た。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
血色(けつしよく)の例文をもっと
(5作品)
見る
ちいろ
(逆引き)
梅はじっと
血色
(
ちいろ
)
の亡くなった主人の顔を見ていて、主人がひどく困っていると云うことだけは
暁
(
さと
)
ったが、何に困っているのか分からない。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
血色(ちいろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ちのいろ
(逆引き)
お葉は初めて手を
弛
(
ゆる
)
めた。荒鷲の爪から逃れ出た
温
(
ぬく
)
め
鳥
(
どり
)
のように、冬子は初めてほッと息を
吐
(
つ
)
いたが、髪を
振乱
(
ふりみだ
)
した
彼女
(
かれ
)
の顔には殆ど
血色
(
ちのいろ
)
を見なかった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
血色(ちのいろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“血色”の意味
《名詞》
血色(けっしょく)
血の色。赤い色。
顔の色艶。顔色。
(出典:Wiktionary)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“血色”で始まる語句
血色塗
血色素
検索の候補
血色塗
血色素
血紅色
“血色”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
マルセル・シュウォッブ
三島霜川
与謝野寛
徳冨蘆花
ライネル・マリア・リルケ
国木田独歩
海野十三
夏目漱石
与謝野晶子