トップ
>
頸元
ふりがな文庫
“頸元”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えりもと
75.0%
くびもと
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりもと
(逆引き)
此返事
(
このへんじ
)
を
聞
(
き
)
いて、むつと
腹
(
はら
)
が
立
(
た
)
つた。
頭巾
(
づきん
)
の
下
(
した
)
に
歯
(
は
)
を
剥出
(
むきだ
)
して、
血色
(
けつしよく
)
の
好
(
い
)
い
頸元
(
えりもと
)
に
伸
(
の
)
し
掛
(
かゝ
)
ると
向
(
むかう
)
は
後退
(
あとすざり
)
もしない。また
質
(
き
)
いて
見
(
み
)
た。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
朝早く清月に行つてみのるが一人で
臺詞
(
せりふ
)
をやつてる時などに、濡れた外套を着た酒井が
頸元
(
えりもと
)
の寒そうな風をして入つて來る事もあつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
頸元(えりもと)の例文をもっと
(6作品)
見る
くびもと
(逆引き)
岩鼻に
蹲居
(
しゃが
)
んで
爽
(
さわ
)
やかな微風に
頸元
(
くびもと
)
を吹かれながら、持前のヒポコンデリアに似た、何か理由のわからない白日の憂愁に
囚
(
とら
)
われていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
頭は
月代
(
さかやき
)
が広く、あお向いた
頸元
(
くびもと
)
に小さな
髷
(
まげ
)
が
捩
(
ねじ
)
れて附いていて、顔は口を開いてにこやかなのは、
微酔
(
ほろよい
)
加減で
小唄
(
こうた
)
でもうたっているのかと思われました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
頸元(くびもと)の例文をもっと
(2作品)
見る
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“頸元”で始まる語句
頸元深
検索の候補
頸元深
頸筋元
“頸元”のふりがなが多い著者
田村俊子
小金井喜美子
マルセル・シュウォッブ
尾崎紅葉
徳田秋声
永井荷風
泉鏡花