“頸元”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えりもと75.0%
くびもと25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頸元”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ちらほら梅の咲きそうな裏庭へ出て、冷い頸元えりもとにそばえる軽い風に吹かれていると、お島はしきりに都の空が恋しく想出された。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
女もので袖が長い——洗ったばかりだからとは言われたが、どこかヒヤヒヤと頸元えりもとから身に染む白粉おしろいの、時めくにおいで。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
頭は月代さかやきが広く、あお向いた頸元くびもとに小さなまげねじれて附いていて、顔は口を開いてにこやかなのは、微酔ほろよい加減で小唄こうたでもうたっているのかと思われました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
庸三もステッキを突きながら所在なさに岩を伝って、葉子たちの姿の見えないような遠いところまで出て行って、岩鼻に蹲居しゃがんでさわやかな微風に頸元くびもとを吹かれながら、持前のヒポコンデリアに似た、何か理由のわからない白日の憂愁にとらわれていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)