トップ
>
蹲居
ふりがな文庫
“蹲居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃが
25.0%
そんきょ
25.0%
うずくま
16.7%
うづくま
16.7%
つくなん
8.3%
うづくまりゐ
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃが
(逆引き)
岩鼻に
蹲居
(
しゃが
)
んで
爽
(
さわ
)
やかな微風に
頸元
(
くびもと
)
を吹かれながら、持前のヒポコンデリアに似た、何か理由のわからない白日の憂愁に
囚
(
とら
)
われていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
蹲居(しゃが)の例文をもっと
(3作品)
見る
そんきょ
(逆引き)
藤棚の藤が
莢
(
さや
)
になって朝風にゆらめくのを少し寝不足の眼で私がうっとりと眺めて入って居ると麻川氏は私のずっと後の薄暗い
床脇
(
とこわき
)
に
蹲居
(
そんきょ
)
の
恰好
(
かっこう
)
で
坐
(
すわ
)
り込んだ。そして
暫
(
しばら
)
く黙って居た。
鶴は病みき
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
蹲居(そんきょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
うずくま
(逆引き)
今や紙帳の裾に
蹲居
(
うずくま
)
り、刀を例の逆ノ脇に構え、斬って
出
(
い
)
ずべき機会を窺い、
戸外
(
そと
)
の物音を聞きすましている左門とを蔽うていた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蹲居(うずくま)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うづくま
(逆引き)
一の
岩角
(
いはかど
)
に
蹲居
(
うづくま
)
つて
頻
(
しき
)
りと
吐息
(
といき
)
を
洩
(
もら
)
して
居
(
ゐ
)
ました。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
蹲居(うづくま)の例文をもっと
(2作品)
見る
つくなん
(逆引き)
『奥へ行って、
寝
(
やす
)
みな、寝てたッて聞こえるよ。』
母親
(
おふくろ
)
は心配そうに言う。それでもお梅は返事をしないでそのまま
蹲居
(
つくなん
)
でいた。
郊外
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
蹲居(つくなん)の例文をもっと
(1作品)
見る
うづくまりゐ
(逆引き)
雪の上に
蹲居
(
うづくまりゐ
)
てなにやらん
唱
(
とな
)
へていのりけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蹲居(うづくまりゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹲
漢検1級
部首:⾜
19画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“蹲”で始まる語句
蹲
蹲踞
蹲跼
蹲螭
蹲石
蹲裾
蹲跪
蹲躅
蹲込
蹲踞込
“蹲居”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
清水紫琴
国木田独歩
国枝史郎
徳田秋声
岡本かの子