“坐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すわ59.2%
11.7%
5.0%
3.3%
そぞ3.0%
2.8%
すは1.7%
1.3%
つわ1.3%
いま1.1%
1.1%
1.1%
そぞろ0.9%
そゞ0.9%
そゞろ0.9%
ましま0.7%
おは0.4%
いなが0.4%
0.4%
すわっ0.4%
おはし0.2%
おわ0.2%
こしか0.2%
すはり0.2%
すわり0.2%
すわる0.2%
ずわ0.2%
イマ0.2%
ソヾロ0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人の王女は草の上につて、ふさ/\した金の髪を、貝殻ですいて、忘れなぐさや、百合の花を、一ぱい、飾りにさしました。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
さりながら嬢と中川は向う側にあり、客の三人此方に並んでせり。結句この方が嬢の顔を見られて都合好しと大原はちにまず。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ここに於て佐志木作右衛門は、千束島の山善左衛門等とったが、結局ながら藩兵に攻められるより兵を挙ぐるにかずとなった。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
 明けくれば 国のかためを 身もあらに 瞑想ひこらしつ 天皇の ませと なべて 和ぐ日をや 民なべて らふ時を
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
しも一月の、春とはいへど名のみにて、昨日からの大雪に、野も山も岩も木も、綿に包まれて、寒風ろに堪えがたきに。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
男の我を忘れて、相手を見守るに引きえて、女は始めより、わが前にわれる人の存在を、ける一冊のうちに見失っていたと見える。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
花畑へでもいてると、綺麗蝶々は、て、つたんです、不思議なのは、立像んだのが、かにすつとる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今度反對に、足音段々くのるにつて、かになつた。さうして一番仕舞にぴたりと何處かでまつた。宗助ながら、はつとした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「この間、或寄合で一緒になったら、は六十二だから見渡したところ一番年頭だと言って、上座にっている。馬鹿だよ、彼奴は」
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
然れども大倭の國に、吾二人にましてき男はしけり。ここを以ちて吾、御名を獻らむ。今よ後一一倭建の御子一二と稱へまをさむ
故、出雲に到りまして、大神を拝みへて、還りのぼります時に、肥河の中に黒樔橋を作り、仮宮を仕へ奉りて、さしめき。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
玄蕃ノ家人ニ老功アリ。玄蕃ガ前ニ来ツテ申ス。中川ハ勇ヲ好ム将ナリ。敵寄スルト聞カバ、ナガラ待ツラズ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石神川を収めてまた東に向つて去る。石神川は秋の日の遊びどころとして、錦繍の眺め、人をして車を停めてに愛せしむる滝の川村の流れなり。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
而も詩趣かにして、ろにペラスゴイ、キュクロプスの城址を忍ばしむる堅牢の石壁は、かの纖弱の律に歌はれ、往々俗謠に傾ける當代傳奇の宮殿を摧かむとすなり。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
父母のおん為に。経の偈文謄写して。前なる山川におし流し。春は花を手折て。仏に手向奉り。秋は入る月にて。西天めり。
ささやかな地蔵堂が建ててあり、屋根だけいた、怪しい崖の上に、三体の石地蔵様がし、その一番大きい中の一体が、崖の下に転がり落ちて、巴屋の主人の山三郎の身体を
かの正しきを養ひ、を重ね、を積む。皇祖皇宗はこの徳にし、神ながら道に蒼古に、あやに畏き高千穗の聖火は今に燃えいで盡くるを知らぬ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「鋒刃の威を仮らずして、ら天下を平げん」と考えられた神武天皇は、遂に度々武力を御用い遊ばされ、「よもの海みなはらから」と仰せられた明治天皇は、遂に日清
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
には室内から往来し、はトルコ寐台いて、山雀のようにもなくり、小声い、ヒヒヒと頓興したりしているが、祈祷をするでも
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
めるや酒の酔もめ、頭の上には里子が心配そうに僕の顔を見てて居ました。母はぐ鎌倉に引返したのでした。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
東金堂にます仏法最初の釈迦の像、西金堂に坐ます自然湧出の観世音、瑠璃を並べし四面の、朱丹を交へし二階の楼、九輪空に輝きし二の塔、ち煙となるこそ悲しけれ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
第二は保食神は、何故に女性にしませしか。第三は保食神の屍体から、牛馬が化生したとは、如何なる意味を有するかの点である。ここにはこの三つを押しくるめて概説する。
おん身の才、おん身の藝は、いかなるなる人の心をもきつべし。斯く云ひつゝ、夫人は我を引きて、其長椅の縁にけさせ、さて詞を繼ぎて云ふやう。猶改めておん身に語るべき事こそあれ。
熊のたる跡へしにそのあたゝかなる事巨燵にあたるごとく全身あたゝまりてをわすれしゆゑ、熊にさま/″\礼をのべ猶もたすけ玉へと種々しき事をいひしに
この、ふたつなし、ただ。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
第五 坐時起時平均して、七歩三歩にして、にのみからざる
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
おおかた十五も年上の老い女房をわずかの持参金を目当てにもらい、その金もすぐ使い果し、ぶよぶよ太って白髪頭の女房が横りに坐って鼻の頭に汗をきながら晩酌の相手もすさまじく
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
この御酒は、吾が御酒ならず。くしの神 常世す いはたゝす すくな御神の、神寿 寿きくるほし、豊ほき 寿ほし、まつりし御酒ぞ。あさずせ。さゝ(仲哀記)
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
やはりの穴に榊の枝幾本となく、門松などの様に挿してあるのが、所謂山の移り出た様で、に故郷の昔の祭りが懐しく思ひ出された。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
姓氏録に、伴信友の高橋氏文考注に、稚湯連あり。う…す・う、うま・う、みな位置を定むる意あり。
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
井光の「ひか」も、其らしい。ひかの音転がひなで、夷の住居地方に当る。とねりは、をさと同じ語原のとね即、外根からの刀禰と、「折り」か「り」の融合したものらしい。