水の東京みずのとうきょう
上野の春の花の賑ひ、王子の秋の紅葉の盛り、陸の東京のおもしろさは説く人多き習ひなれば、今さらおのれは言はでもあらなん。たゞ水の東京に至つては、知るもの言はず、言ふもの知らず、江戸の往時より近き頃まで何人もこれを説かぬに似たれば、いで我試みに …
作品に特徴的な語句
のど そぞろ むかい 少許しようきよ 少許しばし 大概おおよそ 此辺ここ 幽寂ゆうじやく 狭隘きようあい そむ すこし かく きよ ただち しじま ちゆう 平生ひごろ あら 何人なんびと 加之しかも 古昔いにしえ ふく 尠少せんしよう かく 曲尺かね 爪紅つまくれない かた ごし 錦繍きんしゆう うが かみ なか 僅少わずか やや すぐ 半途なかば 卑湿ひしゆう いにしえ 呉春ごしゆん 塩谷しおのや 塵埃じんあい ひろ 小幀しようとう 少時しばし めぐ 御城おしろ また ひかえ 曲尺まがりがね わたし しお かわ すい 瓢酒ひさござけ まこと 眺望ながめ いと もや あた 舟楫しゆうしゆう こころみ ごう 隅田すだ 高橋たかばし 三囲みめぐり のぼ 中洲なかず 伊洛いらく まないた 俯視ふし 偶属ぐうぞく そな 前栽せんざい 厩橋うまやばし 地先ちさき 外濠そとぼり 宕陰とういん 就中なかんずく 尾久おぐ わか 川面かわも 幡谷はたがや 幽邃ゆうすい 幾許いくばく 往時むかし うら ふところ 数〻しばしば