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爪紅
ふりがな文庫
“爪紅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つまべに
80.0%
つまぐれ
8.0%
つまくれない
4.0%
つまくれなゐ
4.0%
つめべに
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまべに
(逆引き)
爪紅
(
つまべに
)
のやうに、しかしもつと情感的な
丹紅
(
たんこう
)
を
漲
(
みなぎ
)
らせながら、ピンと張りきつた彼女の腹部の皮膚が、その印象がきびしく自らの眼にあざやかだつた。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
爪紅(つまべに)の例文をもっと
(20作品)
見る
つまぐれ
(逆引き)
猫のごと首絞められて死ぬといふことがをかしさ
爪紅
(
つまぐれ
)
の咲く
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
爪紅(つまぐれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つまくれない
(逆引き)
○汐干狩の楽地として、春末夏初の風
和
(
のど
)
かに天暖かなる頃、あるいは
蛤蜊
(
こうり
)
を
爪紅
(
つまくれない
)
の手に
撈
(
と
)
るあり、あるいは
銛
(
もり
)
を手にして
牛尾魚
(
こち
)
比目魚
(
ひらめ
)
を突かんとするもあるところなり。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
爪紅(つまくれない)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つまくれなゐ
(逆引き)
優
(
やさ
)
しさよ、
松蔭
(
まつかげ
)
の
清水
(
しみづ
)
、
柳
(
やなぎ
)
の
井
(
ゐ
)
、
音
(
おと
)
に
雫
(
しづく
)
に
聲
(
こゑ
)
ありて、
旅人
(
たびびと
)
に
露
(
つゆ
)
を
分
(
わか
)
てば、
細瀧
(
ほそだき
)
の
心太
(
ところてん
)
、
忽
(
たちま
)
ち
酢
(
す
)
に
浮
(
う
)
かれて、
饂飩
(
うどん
)
、
蒟蒻
(
こんにやく
)
を
嘲
(
あざ
)
ける
時
(
とき
)
、
冷奴豆腐
(
ひややつこ
)
の
蓼
(
たで
)
はじめて
涼
(
すゞ
)
しく、
爪紅
(
つまくれなゐ
)
なる
蟹
(
かに
)
の
群
(
むれ
)
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
爪紅(つまくれなゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つめべに
(逆引き)
日
(
ひ
)
に
向
(
むか
)
へば
雪
(
ゆき
)
のやうな、へい、
魔王殿
(
まわうどの
)
が
一目
(
ひとめ
)
見
(
み
)
たら、
松脂
(
まつやに
)
の
涎
(
よだれ
)
を
流
(
なが
)
いて、
魂
(
たましひ
)
が
夜這星
(
よばひぼし
)
に
成
(
な
)
つて
飛
(
と
)
ぶ……
乳
(
ちゝ
)
の
白
(
しろ
)
い、
爪紅
(
つめべに
)
の
赤
(
あか
)
い
奴
(
やつ
)
を
製作
(
こさ
)
へると
言
(
い
)
はぬかい!
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
爪紅(つめべに)の例文をもっと
(1作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“爪”で始まる語句
爪
爪先
爪立
爪弾
爪尖
爪繰
爪牙
爪先上
爪音
爪皮
“爪紅”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
泉鏡花
泉鏡太郎
幸田露伴
北原白秋
林不忘
谷崎潤一郎
和辻哲郎
薄田泣菫
神西清