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爪繰
ふりがな文庫
“爪繰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つまぐ
96.7%
つまぐり
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまぐ
(逆引き)
「とに角、三浦屋のお職まで張つた女が、
袈裟
(
けさ
)
を掛けて
數珠
(
じゆず
)
を
爪繰
(
つまぐ
)
り乍ら歩くんだから、
象
(
ぞう
)
の上に乘つけると、そのまゝ
普賢菩薩
(
ふげんぼさつ
)
だ」
銭形平次捕物控:104 活き仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「して、それは殿様奥様のお頼みでござりまするか。又、あなた方の御相談でござりまするか。」と、住職は
珠數
(
じゆず
)
を
爪繰
(
つまぐ
)
りながら不安らしく訊いた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
爪繰(つまぐ)の例文をもっと
(29作品)
見る
つまぐり
(逆引き)
爪繰
(
つまぐり
)
たり其の跡は藤井左京麻上下にて續いて山内伊賀亮は上下なり四人の者潛りより入りて玄關式臺の眞中を
悠然
(
いうぜん
)
として
歩
(
あゆ
)
み
行
(
ゆ
)
く門内には與力同心の數人スハと云へば
搦
(
から
)
め
捕
(
とら
)
んと控へたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
爪繰(つまぐり)の例文をもっと
(1作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
“爪”で始まる語句
爪
爪先
爪立
爪弾
爪尖
爪牙
爪先上
爪紅
爪音
爪皮
“爪繰”のふりがなが多い著者
高山樗牛
ヴィクトル・ユゴー
作者不詳
中里介山
野村胡堂
上田敏
島崎藤村
薄田泣菫
与謝野晶子
夢野久作