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爪弾
ふりがな文庫
“爪弾”のいろいろな読み方と例文
旧字:
爪彈
読み方
割合
つまはじ
42.0%
つまび
21.7%
つまびき
14.5%
つめびき
10.1%
つめび
7.2%
つまはじき
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまはじ
(逆引き)
爪弾
(
つまはじ
)
きされたことは想像に
難
(
かた
)
くなく、極端な無抵抗主義が因をなして、「腰抜け」という、有難からぬ
綽名
(
あだな
)
まで頂戴したのでしょう。
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
爪弾(つまはじ)の例文をもっと
(29作品)
見る
つまび
(逆引き)
と責められて、女王は困っているふうであったが、
爪弾
(
つまび
)
きで琵琶をよく合うように少し鳴らした。大納言は口笛で
上手
(
じょうず
)
な拍子をとるのだった。
源氏物語:45 紅梅
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
爪弾(つまび)の例文をもっと
(15作品)
見る
つまびき
(逆引き)
灯影を縫ってどこかの二階からか、やるせなさそうな
爪弾
(
つまびき
)
の小唄が、一散走りのその駕籠を追いかけてなまめかしく伝わりました。
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
爪弾(つまびき)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
つめびき
(逆引き)
爪弾
(
つめびき
)
で心意気でも聞かせてくれるようだと好いが、巡査の上さんになったより外に世間を知らずにいるのだから、駄目だろうなあ。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
爪弾(つめびき)の例文をもっと
(7作品)
見る
つめび
(逆引き)
元気なのは、
破
(
や
)
れ三味線を借りて来て
爪弾
(
つめび
)
きをしているし、皮膚の青白いのは、もう夜の
具
(
もの
)
を
被
(
かず
)
いで、壁に向って寝こんでいる。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爪弾(つめび)の例文をもっと
(5作品)
見る
つまはじき
(逆引き)
日頃ならば警察の庭と聞くのみも先ず身震する方にして仲々足踏入る心は
出
(
いで
)
ねど今は勇み進みて目科の後に従い入るのみかは常に
爪弾
(
つまはじき
)
せし探偵
吏
(
り
)
の
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
爪弾(つまはじき)の例文をもっと
(3作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
“爪”で始まる語句
爪
爪先
爪立
爪尖
爪繰
爪牙
爪先上
爪紅
爪音
爪皮
検索の候補
弾爪
“爪弾”のふりがなが多い著者
林不忘
三上於菟吉
徳田秋声
徳冨蘆花
三遊亭円朝
ニコライ・ゴーゴリ
吉川英治
谷崎潤一郎
紫式部
作者不詳