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爪音
ふりがな文庫
“爪音”の読み方と例文
読み方
割合
つまおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまおと
(逆引き)
どうかして父の大臣の
爪音
(
つまおと
)
に接したいとは以前から願っていたことで、あこがれていた心が今また大きな衝動を受けたのである。
源氏物語:26 常夏
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
まさに、この時分の彼女の
爪音
(
つまおと
)
には、彼女の細い腕から出るものではない大きな、ふくみのある、深い、幅の広い音が出ていた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そうして、出戻りの侘びしい身の憂さを糸の調べに慰めているのである。思いなしかその
爪音
(
つまおと
)
は、人の涙をはじき出すように哀れに
顫
(
ふる
)
えていた。
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
爪音(つまおと)の例文をもっと
(17作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“爪”で始まる語句
爪
爪先
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爪尖
爪繰
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爪先上
爪紅
爪皮
検索の候補
爪拗音
“爪音”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
紫式部
徳冨蘆花
長谷川時雨
岡本綺堂