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柳
ふりがな文庫
“柳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やなぎ
73.0%
りゅう
10.9%
やな
8.0%
りう
4.4%
ヤナギ
2.2%
あなぎ
0.7%
楊
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やなぎ
(逆引き)
唯吉
(
たゞきち
)
は、
襟許
(
えりもと
)
から、
手足
(
てあし
)
、
身體中
(
からだぢう
)
、
柳
(
やなぎ
)
の
葉
(
は
)
で、さら/\と
擽
(
くすぐ
)
られたやうに、
他愛
(
たわい
)
なく、むず/\したので、ぶる/\と
肩
(
かた
)
を
搖
(
ゆす
)
つて
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
柳(やなぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
りゅう
(逆引き)
柳
(
りゅう
)
という秀才があって試験に落第しての帰途、舟で洞庭湖まで来たが酒に酔ったのでそのまま舟の上に寝ていた。と、
笙
(
ふえ
)
の音が聞えて来た。
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
柳(りゅう)の例文をもっと
(15作品)
見る
やな
(逆引き)
去年、秀吉の
柳
(
やな
)
ヶ
瀬
(
せ
)
戦捷
(
せんしょう
)
のとき、家康から秀吉への賀の使者として、
初花
(
はつはな
)
の茶入れをたずさえ、石川数正がえらばれて大坂へ行った。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柳(やな)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
りう
(逆引き)
やがてお
柳
(
りう
)
の
手
(
て
)
がしなやかに
曲
(
まが
)
つて、
男
(
をとこ
)
の
手
(
て
)
に
觸
(
ふ
)
れると、
胸
(
むね
)
のあたりに
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
た
卷煙草
(
まきたばこ
)
は、
心
(
こゝろ
)
するともなく、
放
(
はな
)
れて、
婦人
(
をんな
)
に
渡
(
わた
)
つた。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
柳(りう)の例文をもっと
(6作品)
見る
ヤナギ
(逆引き)
「
杉
(
スギ
)
」「
萩
(
ハギ
)
」「
柳
(
ヤナギ
)
」「
蓬
(
ヨモギ
)
」「過ぎ」などの「ぎ」には(乙)類の文字を用いて、その間に区別がある。
国語音韻の変遷
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
柳(ヤナギ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あなぎ
(逆引き)
大路
(
おほぢ
)
の
柳
(
あなぎ
)
月
(
つき
)
のかげに
靡
(
なび
)
いて
力
(
ちから
)
なささうの
塗
(
ぬ
)
り
下駄
(
げた
)
のおと、
村田
(
むらた
)
の二
階
(
かい
)
も
原田
(
はらだ
)
の
奧
(
おく
)
も
憂
(
う
)
きはお
互
(
たが
)
ひの
世
(
よ
)
におもふ
事
(
こと
)
多
(
おほ
)
し。
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
柳(あなぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
楊
(逆引き)
雨暗暮江
柳
(
楊
)
雨は暗し暮江の
柳
(
楊
)
。
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
柳(楊)の例文をもっと
(1作品)
見る
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“柳”と季節(春)が同じ季語
食物|
甘茶
松露
野蒜
若鮎
水菜
行事|
卒業式
植物|
黄梅
辛夷
枸杞
山吹
山桜
時候|
春昼
雨水
春
四月
朧月夜
天文|
東風
春雨
春陰
霾
春雷
地理|
薄氷
堅雪
春田
流氷
春泥
動物|
桜貝
囀
古巣
松毟鳥
蛙
人事|
春愁
朝寝
種痘
花衣
種蒔き
“柳”と分類(植物)が同じ季語
春|
沈丁花
遅桜
紅梅
山桜
辛夷
夏|
蓮花
葉桜
向日葵
秋|
鶏頭
女郎花
糸瓜
芋
竜胆
冬|
柊
寒椿
水仙
冬木
枯葉
新春|
福寿草
若菜
歯朶
橙
楪
“柳”を含む語句
柳行李
川柳
蒲柳
楊柳
花柳
柳原
柳川
柳腰
柳条
檉柳
青柳
向柳原
柳営
柳眉
柳生
柳里恭
柳河
柳町
花柳界
小柳
...
“柳”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
樋口一葉
泉鏡花
吉川英治
北原白秋
蒲 松齢
永井荷風
新渡戸稲造
作者不詳
徳田秋声