“春昼”のいろいろな読み方と例文
旧字:春晝
読み方割合
しゅんちゅう50.0%
しゆんちう30.0%
しゆんちゆう10.0%
ひる10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ春昼しゅんちゅうせきたる時、無聊むりょうえざるものの如く、片膝を片膝にその片膝を、また片膝に、かわる交る投懸けては
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そして、殺すといい、殺してくれと叫んでいた男と女が、気だるい春昼しゅんちゅう納屋倉なやぐらに、蒸れ合うばかりな情炎の餓鬼となって苦悶した。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神田小川町の奥まった露路に、岡引の友蔵の住居があった。荒い格子には春昼しゅんちゅうの陽が、あざやかに黄色くあたっていた。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
春昼しゅんちゅう、酒はよくまわる。又太郎もつよいたちだが、佐々木にも大酒の風がある。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
春昼しゅんちゅうふたつの人出ひとで
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あららぎや五重の端反はぞりうつくしき春昼しゆんちうにしてうかぶ白雲
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春昼しゆんちう
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
春昼しゆんちうはあやかしふかし玉蘭はくれんの下照る篁子影二人
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
のんのんと瞳の中に言ふ聴けば春昼しゆんちうにして花か咲きたる
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春昼しゆんちゆうや根黍かがやき黒豚の仔豚連れ走りよき霞なり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春昼ひるである。暖かい。雲雀がお喋舌りをつづけている。
首頂戴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)