“しゅんちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
春昼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春昼しゅんちゅう、酒はよくまわる。又太郎もつよいたちだが、佐々木にも大酒の風がある。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あぶのかすかな羽うなりも鼓膜こまくにひびくような春昼しゅんちゅうである。七郎は、跫音あしおとをぬすませて、童子のうしろへ近づいた。——近づくにつれて、その童子のくちびるから洩れる念仏の低唱が耳にはいった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
春昼しゅんちゅうふたつの人出ひとで
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)