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『首頂戴』
ふりがな文庫
『
首頂戴
(
くびちょうだい
)
』
サラサラサラと茶筌の音、トロリと泡立った緑の茶、茶碗も素晴らしい逸品である。それを支えた指の白さ!と、茶碗が下へ置かれた。 茶を立てたのは一人の美女、立兵庫にお裲襠、帯を胸元に結んでいる。凛と品のある花魁である。 むかいあっているのは一人の …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
襲
(
かさね
)
殺
(
あや
)
春昼
(
ひる
)
尚
(
たっと
)
囲繞
(
とりかこ
)
舁
(
かき
)
裲襠
(
かいどり
)
中
(
あた
)
唐詩
(
からうた
)
哩
(
わい
)
首級
(
くび
)
妾
(
わたし
)
蹣跚
(
よろめ
)
復
(
また
)
茫然
(
ぼんやり
)
蹴仆
(
けたお
)
贋病
(
けびょう
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
閧
(
とき
)
遁
(
のが
)
鋩子
(
ぼうし
)
錵
(
にえ
)
花魁
(
おいらん
)
餬口
(
ここう
)
首級
(
しるし
)
験
(
ため
)
鳥渡
(
ちょっと
)
認
(
したた
)
襤褸
(
ぼろ
)
荊軻
(
けいか
)
不可
(
いけ
)
篝火
(
かがりび
)
白昼
(
まひる
)
揶揄
(
やゆ
)
捕吏
(
ほり
)
啓蟄
(
けいちつ
)
内匠
(
たくみ
)
俄
(
にわか
)
主計
(
かずえ
)
不埓
(
ふらち
)