“内匠”の読み方と例文
読み方割合
たくみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内匠たくみ。——まとの生き物には、水でも与えておけ。鉄砲の直るまで、小者三名ほど、見張につけておくことも、いうまでもないぞ」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「私は加世かよと申します。肥前島原の高力左近太夫かうりきさこんだいふ樣御家中、志賀玄蕃げんば、同苗内匠たくみの母でございます。これは次男内匠の嫁、關と申します」
そこには留守年寄の靱負之助をはじめ、成田康長、正木丹波、舟橋内匠たくみ、新田常陸介ひたちのすけ、成田次家などの旗がしら以下、番がしら格の者たち三十余人が集っていた。
日本婦道記:笄堀 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)