“浅野内匠頭”の読み方と例文
読み方割合
あさのたくみのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浅野内匠頭あさのたくみのかみ家来、当時細川家ほそかわけに御預り中の大石内蔵助良雄おおいしくらのすけよしかつは、その障子をうしろにして、端然と膝を重ねたまま、さっきから書見に余念がない。
或日の大石内蔵助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
浅野内匠頭あさのたくみのかみも吉良上野介も浅野家の家来もみな日本の国民にて、政府の法に従いその保護をこうむるべしと約束したるものなり。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
すなわち辛巳かのとみの年のことで、多分は元禄十四年、浅野内匠頭あさのたくみのかみが腹を切った時分の事である。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)