“囲繞”のいろいろな読み方と例文
旧字:圍繞
読み方割合
いにょう50.0%
とりま21.7%
いじょう13.0%
とりかこ4.3%
ゐねう3.3%
とりまい2.2%
かこ2.2%
いぎょう1.1%
たか1.1%
ゐげう1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、どんなに多くの召使に囲繞せられても、母のない身のしさだけが、いわば唯一の淋しさだったということができましょう。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
賭場は、今が勝負の最中らしく、明神へ参詣帰りの客や、土地の者が、数十人集まってい、盆を囲繞いて、立ったり坐ったりしていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それへ油単を上から冠せた、そういう人と馬とを囲繞し、十数人の荒くれ男が、鉄砲、弓、槍などを担いで、護衛して歩いているからであった。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして夫れは事が破れて、江戸は品川八ツ山下の御殿で、多くの捕吏囲繞まれ、腹を掻っ切ったその時まで、彼の心を捉えたのである。
首頂戴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
北はナザレ一帯ガリラヤの連山、南はサマリヤの連山、東はキルボア山、小ヘルモン山、西はカルメル山脈に囲繞されたるほゞ三角形の盆地にて、南北の最長約七里
「病気の癒ったお方には、私は用はございません。私を囲繞てくださるな。向こうへ行ってくださいまし。そうしてお働きなさいまし」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
馬盥だのだの稲扱きだのが置いてあったが、そのずっと奥の方に、裸体蝋燭が燃えており、それを囲繞んで、六人の男が丁半を争っていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
我々青年を囲繞する空気は、今やもうすこしも流動しなくなった。強権の勢力はく国内に行わたっている。現代社会組織はその隅々まで発達している。
囲繞つた職人達は高笑をした。ミハイロも一緒になつて高笑をして、心の中で
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
燧山は岩代国に巍峩として天にで、其麓凹陥して尾瀬沼をなし、沼の三方は低き山脈を以て囲繞せり、翻々たる鳧鴨捕猟の至るなき為め悠々として水上に飛
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)