囲繞かこ)” の例文
旧字:圍繞
馬盥ばだらいだのふいごだの稲扱いねこきだのが置いてあったが、そのずっと奥の方に、裸体はだか蝋燭が燃えており、それを囲繞かこんで、六人の男が丁半しょうぶを争っていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
『それで襲うたのは、あの公園に囲繞かこまれておる別荘か?』
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)