“かこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カコ
語句割合
25.2%
16.7%
13.9%
水夫8.5%
5.1%
過去3.9%
舟子2.6%
水主2.3%
2.3%
水手2.1%
船夫2.1%
1.8%
加古1.0%
1.0%
0.8%
舟夫0.8%
舵手0.5%
賀古0.5%
舵子0.5%
船子0.5%
0.5%
0.5%
囲繞0.5%
0.5%
假己0.3%
舟人0.3%
0.3%
0.3%
主水0.3%
仮托0.3%
0.3%
包囲0.3%
可古0.3%
圍繞0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
柯古0.3%
歌呼0.3%
歎息0.3%
水子0.3%
0.3%
舟師0.3%
舸子0.3%
0.3%
鹿0.3%
鹿児0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでわたしたちはんで、いっしょにくらすなどには、そういう古い本をたんすから引き出して、めいめいに分けて読んだ。
むなく帰省して見れば、両親は交々身の老衰を打ちち、家事を監督する気力もせたれば何とぞ家居して万事を処理しくれよという。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
夕涼みにはで、る。撫子はまだし。山百合めつ。月見草ながらくは別莊はれたり。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
船頭水夫も昂奮したが、船上の一座もすくんだように重くなって、立ち上る元気よりは、いものを見る心持が鉛のようになる。
憮然として腕を組んだ栄三郎の前に、を破られて一つ残った坤竜丸が孤愁つもののごとく置かれてあるのを見すえている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
で、は一懸命統一り、過去の一羈絆ることによりて、一自由自在神通力まれるよう、から神様祈願しました。
舟子の一人は、それを気にするやうに、そつと舷から外を覗いて見た。霧の下りた海の上には、赤い三日月が陰々と空に懸つてゐる。すると……
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
律義なる水主船頭を載せて羽州能代に下しけるに、思ふまゝなる仕合せを得、二年目に万事さして六貫目の利を見たり。
花のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
十九にして恋人を棄てにし宮は、昨日を夢み、今日をちつつ、せば過さるる月日をねて、ここに二十あまりの春を迎へぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
我はうるはしきシレーナなり、耳を樂しましむるもの我に滿ちみつるによりて海の正中水手等を迷はす 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あなたはブランコが揺れるままに、何時かしら、藍色のキモノに身を包んで藍色の大海原を帆走る一個の船夫であった。
少年・春 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
吹通しのきて、雪駄ちやら/\とる、此方裾端折穿物ならぬ奧山住足痕を、白晝するがしなどつ。
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
加古古鷹青葉衣笠の艦列から千メートル手前に、真白な、見上げるように背の高い水煙が、さーッと、奔騰した。どれもこれも、一定の間隔を保って、見事に整列していた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同じく鬱蒼たる橄欖の林にまれて、絵のように美しい、石造りの大殿堂がえ立っているのに、驚嘆の瞳を向けずにはいられなかったのであった。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
まして他人の誰れにかつべき、月の十日に母さまが御墓まゐりを谷中の寺に樂しみて、しきみ線香夫々の供へ物もまだ終らぬに、母さま母さま私を引取つて下されと石塔に抱きつきて遠慮なき熱涙
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
阪下という、ごろた石の土手の斜面に舟夫はちょいと舟をとめる。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
星霜移り人は去り、とる舵手はかわるとも
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「マダ早いよ、僕の処は夜るが昼だからね。眠くなったらソコの押入から夜具を引摺出してゴロ寝をするさ。賀古なぞは十二時が打たんけりゃ来ないよ、」
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
ありゃあ水神結びってね、早船乗りの舵子が、三十五反を風にやるめえとするえれえいわく因縁のある糸玉だあね。あれを一眼見てあっしもははあと当りをつけやしたよ。
船子よ船子よ疾風のなかに帆を張ると死ぬがごとくに叫ぶ船子等よ
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
自分達のは地面の上の穴倉みたような所で、四方共頑丈な建物だの厚い塗壁だのにまれて、縁の前の小さい中庭さえ比較的安全に見えたけれども、周囲一面から出る一種じい音響は
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
(頼朝をう者、木戸の警備を怠った者、等しく断罪に処するであろう)
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『それで襲うたのは、あの公園に囲繞まれておる別荘か?』
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
………四五日にして小屋の木材を切り取り、樹皮を剥ぎて屋根とし、且つ四囲をい、は敷きて座敷とせり。………夫れより開墾して六月十八日迄に一反半を開き、燕麦牧草を蒔付たり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
〔譯〕本然眞己有り、躯殼假己有り。須らく自らめ得んことを要すべし。
〔譯〕眞己を以て假己つ、天理なり。身我を以て心我をす、人欲なり。
遺憾なは「これより上へはどうしても今日はのぼれませんで」と舟人はまた棹をいっぱいに岩に当てて張り切ったことである。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
煙霧は模糊として、島のうの合流点の明るく広い水面を去来し、濡れに濡れた高瀬舟は墨絵の中のと笠との舟人に操られてすべって行く。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
の身代にて八十兩位は我が百文の錢程にも思ふまじ何事も御主人の爲と思ひ金八十兩を盜取んと喜八が不※みしは災難なり夫より喜八は質物を我家持歸りて吉之助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
請給ふか正實のると世のりかやなきことどもなりと神をみ佛をりに涙に暮居たり伊藤半右衞門は大いに急立一言の答へなきは愈々僞りなるべし白状せぬからは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
永禪和尚とお梅と間男をして居りみして、七兵衞がっては邪魔になるというて、の七兵衞を薪割で打殺し、本堂のの下へしたところが、え事は出来ぬものじゃなア、心棒が狂いうたから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
先に藤屋七兵衞の死骸してるのを死骸とは知らいで、寺男の庄吉が先へ誰か逃込んで床下に此の通りちま/\とってりみすと思って、の処へ後生大事におさん取付いて居りみすと、さ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
主水町、天王崎門前、幅下新道、南飴屋町、綿屋町等にも、京、大阪、伊勢等より遊女多く入り込み、随って各種の祭事此時より盛んなり
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この現実は手にあまる、という一部の人々の自己放棄の告白が、読者の文化の水準に仮托つけて逆の側から表現された点が、今日の読者のありようにもつながる意義をもつのである。
今日の読者の性格 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
我はこれを聞きつゝも、むかしの羈靮の再び我身にるゝを覺えて、只だ恩人に見放されたる不幸なる身の上をちぬ。公子は我を慰めがほに、又詞を繼いで云ふやう。
街路の上から群衆の姿が少くなると、騎馬隊へ向けて発砲した家の周囲が、工部局巡捕によって包囲まれた。機関銃が据えられた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
稲日野ぎがてにへればしき可古ゆ 〔巻三・二五三〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
堅牢なるをもつて圍繞まれ、下床彈力性するクロー鋼板で、上部半面鐵板はれ、半面鐵檻をもつてられ、鐵車都合十二の車輪へ、其内齒輪車
しむ如何にも不便と思ふよりふ心の引止ん樣もなく然樣なら今宵りと彼の久八の異見れ何れ返事はての上と言ば吉六たりと雀躍なして立歸りぬより千太郎は都合
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何かにつけて邸へ出入りする当世風の若紳士、隙があれば喰はふといふ君達狼連まで、有るは/\、自称候補者の面々が無慮一万人ばかりだね。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
左りの手にてう筈なし余は最早や我が心をわず、我が言葉をも吐くわず、身体に満々たる驚きに、余は其外の事を思う能わず、も物に襲われし人の如く一高く叫びし
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
この作者は唐の段成式であります。彼は臨淄の人で、柯古といい、父の文昌が校書郎を勤めていた関係で、若いときから奇編秘籍を多く読破して、博覧のきこえの高い人物でありました。
或連袂歌呼 ねて歌呼
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「旦那、此界隈もヒドくれましたよ」と老人は歎息ちつ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
日に一度は川口の船屋敷へ出張して上荷積荷の宰領をしていたが、夏も終って、川口に白々と秋波が立つ頃になると、船溜にいる船頭や水子が、このごろ谷津の斜面にあるお邸の高楼に、一晩中
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかし実を云えば彼女は某重役のい者であったから、そこを無理を云って、辛うじて転落から免れた。
獏鸚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この時目のまはりに炎の輪ある淡黒き沼なる舟師の鬚多き頬はしづまりぬ 九七—九九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
相模上総安房等の海浜にて漁船中の最も堅牢快速なるもの五十ばかりに屈竟舸子を併せ雇い、士卒に各々小銃一個を授けて、毎船十名ばかりを載せ、就中大砲を善くする者を択び
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
獵矢手挾み鹿追ふと
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
秋萩を妻鹿こそ、一子に子たりといへ、鹿児じもの吾が独子の、草枕旅にし行けば、竹珠き垂り、斎戸木綿でて、ひつつ吾が思ふ吾子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)