“舟夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かこ60.0%
せんどう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白龍は、舟夫かこの手をかりて、二酒桶さかおけをおろしていた。そして女のすべても連れて行って、砂丘のほとりに休んでいる将士に酒をすすめ廻った。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
阪下さかしたという、ごろた石の土手の斜面に舟夫かこはちょいと舟をとめる。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
舟夫せんどうさん、ちょいと、その舟を留めてみて頂戴、こっちへ引き寄せて見せてもらうわけにはゆかないかねえ」
疲れきったイエス様はともの方で舟夫せんどうの座布団を枕にゴロ寝をせられ、すぐに熟睡に落ち給うた。