“せんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煽動44.9%
顫動26.8%
船頭15.0%
先導3.1%
船夫2.4%
仙道0.8%
僊道0.8%
千頭0.8%
扇動0.8%
渡守0.8%
(他:5)3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし民衆煽動せんどうの二、三の世代を経たあとなので、職業上のあらゆる秘訣に通じてる一つの海賊人種ができ上がっていた。
そういう信仰は常にフランスの土地に潜んでいて、煽動せんどう政治家らの弁舌によってもけっして打ち消されないものだった。
その唇の両端りょうはしにあたる筋肉が声に出ない言葉の符号シンボルのごとくかすかに顫動せんどうするのを見た。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ぷんと薬の香のするへや空間あきま顫動せんどうさせつつつたわって、雛の全身にさっと流込むように
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
くのかあ」とまだねむらなかつた船頭せんどう突然とつぜん特有もちまへ大聲おほごゑ呶鳴どなつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
船頭せんどう憎々にく/\しさうに、武士ぶし後姿うしろすがた見詰みつめながら、ふねした。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
フハンはうれしそうに先導せんどうしていたが、たちまち耳は張り、地に鼻をつけて、異常いじょうなにおいをかぎだした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「が、先導せんどうには少弐頼尚よりひさ、大友、島津、大隅おおすみらも加勢のこと」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここで、駒井と白雲とが、二人の船夫せんどうをつれて、ムク犬をも乗組に加え、小舟でこの島に上陸を試むることになりました。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この怪しい舟の船夫せんどうというのは小柄な男で、一人の乗客というのは頭巾をかぶった女のような姿の人。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「その方の志は好くわかっておる、しかし、わしは、今晩のうちに己の住家すみかへ帰らねばならぬ、その方も仙道せんどうを修めたいと思うなら、これから、わしといっしょに往こう」
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
小説と歴史物の一部、それに僊道せんどう関係のものを少し読んだだけである。
露伴先生と神仙道 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
武州川越在の千頭せんどう津右衛門といえば、碁打の間には全国的に名の知れた打ち手。
「そうだ、ことによると立憲党のやつらが覚平を扇動せんどうしたのかもしれんぜ」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
今日きょうの見送りだがね、もし生徒が軽々しくさわぎだすようなことがあると、校長先生がぼくらを扇動せんどうしたと疑られるから、この点だけはどうしてもつつしまなきゃならんよ」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
渡守せんどうはわれわれの姿を見るといきなり小屋から飛び出して、二ツ三ツ叩頭じぎをしてそして舟を出した。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
舟夫せんどうさん、ちょいと、その舟を留めてみて頂戴、こっちへ引き寄せて見せてもらうわけにはゆかないかねえ」
「な、な、なんてだらしのねえ船扱いだ、おいおい、何とかしなければ正面衝突だよ、舟と舟とが、まともにぶっつかるよ、おい、その舟にゃ舟夫せんどうがいねえのか」
わたくしかんがへるとてもつてもられませぬ。其上そのうへわたくし懇意こんい船乘せんどうさんにいてますと
あたか船人せんどうの山に登るべき高評なりしを、書房ふみやすかさずこの船人の脇艪わきろを押す事を許されたりとて、自己おのれをして水先見よと乞うて止まねば
今を去る三十年の昔、三だいばなしという事一時いちじの流行物となりしかば、当時圓朝子が或る宴席において、國綱くにつなの刀、一節切ひとよぎり船人せんどうという三題を、例の当意即妙とういそくみょうにて一座の喝采を博したるが本話の元素たり。
熈々皡々ききこうこうとしてみずから知らざらしめば、是れ即ち神仙なりとい、詩文をくして、文集五十巻、詩集五巻をあらわせるも、詹同せんどうと文章を論じては
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
降つて嘉慶に至つて、銭侗せんどうも亦崇文総目に於て乾隆の旧に依つてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)