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波
ふりがな文庫
“波”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なみ
93.7%
は
3.4%
ぱ
1.9%
やつ
0.5%
ハ
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみ
(逆引き)
〔はあ、では一寸行って
参
(
まい
)
ります。〕木の青、木の青、空の雲は今日も
甘酸
(
あまず
)
っぱく、足なみのゆれと光の
波
(
なみ
)
。足なみのゆれと光の波。
台川
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
波(なみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
は
(逆引き)
俊成卿は
逢
(
あ
)
ひと云ふ
波
(
は
)
行の「あひ」を草木の和行の
藍
(
あゐ
)
に、其の外戀を
木居
(
こゐ
)
にかける。こんな「いひかけ」が出て來ます。
仮名遣意見
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
波(は)の例文をもっと
(7作品)
見る
ぱ
(逆引き)
秋ながらうっとりと雲立ち迷い、海はまっ黒に
顰
(
ひそ
)
みたり。大気は恐ろしく静まりて、一陣の風なく、一
波
(
ぱ
)
だに動かず、見渡す限り海に
帆影
(
はんえい
)
絶えつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
波(ぱ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
やつ
(逆引き)
グーンと沈んで甲板をザアザアザアと洗われながら次の大山脈のドテッ腹へ
潜
(
もぐ
)
り込む。
何
(
なん
)
しろ
船脚
(
ふなあし
)
がギッシリと重いのだから一度、大きな
波
(
やつ
)
にたたかれると容易に浮き上らない。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
波(やつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ハ
(逆引き)
執術
(
トルワザ
)
之
(
ノ
)
鈍有丹
(
ニブカラムニ
)
波
(
ハ
)
、
目
(
メ
)
炎曜
(
カヾヤク
)
金造
(
コガネヅクリ
)
之
(
ノ
)
大刀
(
タチ
)
毛
(
モ
)
、
何将為
(
ナニセム
)
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
波(ハ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“波”の意味
《名詞》
(なみ)水面上で上下運動が伝達すること。又は、その上下運動。
(なみ)ある媒質を通して、振幅運動が伝達すること、又はその振幅。
(出典:Wiktionary)
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
海・河川に関する言葉
鯨骨
高潮
逆流
逆川
蛇行
荒磯
航海
磯
白砂青松
灘
瀬
潮汐
潜水
漂流
渡河
渓流
渇水
清流
淵
深海魚
...
“波”を含む語句
小波
阿波
丹波
波斯
鯨波
難波津
難波
秋波
波濤
波止場
寧波
余波
波頭
波蘭
筑波山
餘波
白波
風波
波動
波浪
...
“波”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
樋口一葉
小川未明
泉鏡花
楠山正雄
宮沢賢治
作者不詳
斎藤茂吉
南方熊楠
谷崎潤一郎