“磯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いそ98.7%
イソ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち船がある小さな島を右舷に見てそのいそから十町とは離れないところを通るので僕は欄に寄り何心なにげなくその島をながめていた。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
近くのいそ茶屋で、そのまま歓送の宴が張られた。遅れせに見送りに来た藩士も加えて、人数はいつか二十名近くにもなっている。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即、北海の浜にイソ(大巌石の意)あり。名はなつきの磯と言ふ。高さ一丈許。上に松の木を生ず。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)