一生活の古典 明治中葉の「開化」の生活が後ずさりをして、今のあり様に落ちついたのには、訣がある。古典の魅力が、私どもの思想を単純化し、よなげて清新にすると同様、私どもの生活は、功利の目的のついて廻らぬ、謂はゞむだとも思はれる様式の、由来不明 …
著者 | 折口信夫 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 |
初出 | 「改造 第七巻第四号」1925(大正14)年4月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約31分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約51分(300文字/分) |