“東歌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずまうた63.6%
アヅマウタ36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊に『万葉集』巻十四の東歌あずまうたおよび巻二十の防人さきもりの歌において例外が取分け多いのでありますが、私の見る所では、これは東国の言語で
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
『万葉集』の有名なる一例は、いわゆる東歌あずまうたではあるけれども、「ニフナミにわがせをおくりて」とあって、「にひなめ」とは無い。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
近頃見つけた歌儛所カブシヨの古記録「東歌アヅマウタ」の中に見た一首がふと、此時、彼の言ひたい氣持ちを、代作して居てくれてゐたやうに、思ひ出された。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
近頃見つけた歌儛所カブシヨの古記録「東歌アヅマウタ」の中に見た一首がふと、此時、彼の言ひたい氣持ちを、代作して居てくれてゐたやうに、思ひ出された。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)