“長寿”のいろいろな読み方と例文
旧字:長壽
読み方割合
ながいき60.0%
ちょうじゅ20.0%
トコヨ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国師は足利尊氏あしかがたかうじ発心ほっしんせしめた有名な人ですが、この無窓国師は「長寿ながいき秘訣ひけつ」すなわち長生の方法について、こんな事をいっています。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
此地には長寿ちょうじゅの人他処よそに比べて多く、女も此地生れなるは品よくして色うるわしく、心ざま言葉つきも優しき方なるが多きよし、気候水土の美なればなるべし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だが、長寿トコヨの国の義から出たと説くのは逆である。「とこよ」の義には、まだ前の形があるのである。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)