“足利尊氏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あしかがたかうじ95.7%
あしかゞたかうぢ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国師は足利尊氏あしかがたかうじ発心ほっしんせしめた有名な人ですが、この無窓国師は「長寿ながいき秘訣ひけつ」すなわち長生の方法について、こんな事をいっています。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
一人は将軍最初の上洛じょうらくに先立って足利尊氏あしかがたかうじが木像の首を三条河原さんじょうがわらさらした示威の関係者、あの事件以来伊那に来て隠れている暮田正香くれたまさかである。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
内裏を襲はんとするを聞召きこしめされ、元弘げんこう元年八月二十四日、天皇は、にはかに宮中を出でさせられ、ついで二十七日笠置山に御潜幸遊ばされたが、北條氏は、足利尊氏あしかゞたかうぢ、金沢貞冬、大佛貞直おさらぎさだなほ等を将とし
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)