“晒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さら79.8%
さらし7.8%
ざら6.7%
4.3%
さらさ0.4%
さらす0.4%
わら0.4%
サラ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はしだ。吹き晒しの裸身が僕だったのか。わかるか、わかるかと僕に押しつけてくる。それで、僕はわかるような気がする。
鎮魂歌 (新字新仮名) / 原民喜(著)
平次はそんな事は氣にも留めない樣子で、膝行り寄ると死體に掛けた木綿をり、丁寧に拜んで、暫らくその顏を見詰めて居ります。
沖の百万坪へスケッチにいった帰りで、洗いしの単衣は汗のため肌へねばりつき、尻端折りをしなければやすらかには歩けなかった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ミチは一気に浴槽からり出し、薔薇色の肉体を夜明けの電燈の光にらし、湯気に包まれた自分の腹を見下ろして、刺青の唐子を指さす。
刺青 (新字新仮名) / 富田常雄(著)
後からのぞく空善の眼に映ったのは、白々とれた骸骨——しかもボロボロの着物を着け、刀を抱えて悠然と何やらにれて居るではありませんか。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
かゝる光景は雪にまれなる国の風雅人に見せたくぞおもはるゝ。ちゞみをには種々所為あれども、こゝには其大略をしるすのみ。
女は何もいわずにかにった。金は女のしたことではないかと思って聞いた。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
浸してはし、晒しては水にでた幾日の後、の上で槌の音高く、こも/″\、交々と叩き柔らげた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)