“サラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:さら
語句割合
42.9%
復習14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれのからだが、天日テンピサラされて、見る/\、腐るところだつた。だが、をかしいぞ。かうつと——あれは昔だ。あのこじあける音がするのも、昔だ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
……おい、ひとつ、ここで復習サラって見せようか。……大正七年の六月に、北海道の北の端れで、稚内わっかない築港の名代の大難工事が始まった。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
さらはサラの語感を早くから持つてゐた様に、元に還すのであると言ふよりも、寿詞の初め其時になるのである。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
浸してはサラし、晒しては水にでた幾日の後、ムシロの上で槌の音高く、こも/″\、交々コモゴモと叩き柔らげた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これはたまたま、安易な表現・不透明な観照・散文的な生活に満足してゐる、桂園派の欠陥をサラけ出してゐるので、歴史的に存在の価値を失うてゐる人々の、無理会な放言に対して
古語復活論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)