“さらさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サラサ
語句割合
更紗93.4%
2.8%
0.9%
晒紗0.9%
更緲0.9%
梟首0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別に、肩には更紗投掛け、腰に長剣をいた、目の鋭い、筋骨引緊つた、威風の凜々とした男は、島の王様のやうなものなの……
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そこには最早貝殻の屋根もなければ漁網の高く夕日にれた漁村もなかつた。ところどころに点綴せられる人家すらもなかつた。さびしい、さびしい、北海道にでも行つたやうな荒凉とした路である。
伊良湖岬 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
後からのぞく空善の眼に映ったのは、白々とれた骸骨——しかもボロボロの着物を着け、刀を抱えて悠然と何やらにれて居るではありませんか。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その中でも余計売れるのは黒蝦色の無地の大幅木綿晒紗の花模様、あるいは縞模様物もかなりある。その他インドから人物、樹、お寺などの書いてある晒紗が大分入って居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
薄暗き硝子戸棚の中。絵画、陶器、唐皮更緲牙彫鋳金種々の異国関係史料、処狭きまでに置き並べたるを見る。初夏の午後。遙にちやるめらの音聞ゆ。
長崎小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
(かの邪宗、その寺の門前に梟首れた怪僧ののやうに)
北原白秋氏の肖像 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)