“あらは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アラハ
語句割合
25.0%
20.9%
12.8%
8.8%
7.4%
3.4%
2.7%
露呈2.7%
1.4%
1.4%
1.4%
露出1.4%
顯著1.4%
流露0.7%
判然0.7%
屡〻見0.7%
0.7%
0.7%
0.7%
0.7%
現出0.7%
白地0.7%
荒歯0.7%
表白0.7%
0.7%
露顕0.7%
顕露0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「世路風塵不耐多。池亭相値聴高歌。無端破得胸中悪。漫把觥船巻酒波。」枳園立之は此年二十二歳、頭角をした時であつただらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いかにもねばりい、あきらめにくいしみのが、ものゝひついたように、くね/\した調子れてゐるのがじられませう。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
かしこにれし諸〻の光より一のうるはしき十字架の上にあつまり、歌をしえざりし我もこれに心を奪はれき 一二一—一二三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
丑松が胸の中に戦ふ懊悩を感ずれば感ずる程、余計に他界の自然は活々として、身にみるやうに思はるゝ。南の空には星一つれた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
記録はれたものもく、弘仁年間藥師寺景戒した「日本靈異記」がいものであらう。今昔物語にも往々化物談る。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
小學校へはひつて文字を習ひえ、い頭にも自分のすことを知つて、初めて書き上げた作文にし思ひ出がるならば
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
日暮々々に水そゝげば此草とりつく便あるに任せて蔓をのばし、はや六月の初め、ひと花咲きそめて白き※に露も猶をかしう七夕の名を捨てぬしるしをす。
花のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
するにばないが、露呈丸髷なり島田なりと、散切の……くすると、揉上が、んで、でれりとしてく。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
初翁は我を信ぜること厚しとは云ひしが、それには世辭も雜りたりしことなれば、今わが斯く速に金を返すを見て、翁が喜は眉のあたりにれき。
先生はこれを聞いて、色にれて云つた。諸子の頼もしい詞を承つて安堵した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その英賢の為にさるることの如く、元慶八年勅して元慶寺伝法阿闍梨と為す
立木の儘枯れた大きな幹が行先の谷々に灰白く露出れて居た。馬丁に聞くと、杉の爲に壓倒された樅の枯木だといふ。この可畏しげな樹木の墓地の中を、一人、吾儕の方へ歩いて來る者があつた。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
汝のローマニヤには今も昔の如く暴君等の心の中に戰ひたえず、たゞわが去るにあたりて顯著なるものなかりしのみ 三七—三九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
実に是邂逅の唐突で、意外で、しかも偽りも飾りも無い心の底の外面流露れた光景は、男性と男性との間にに見られる美しさであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
心の底から思ひやる深い真情を外に流露して、銀之助は弔辞を述べた。高柳は煙草を燻し/\黙つて二人の談話を聞いて居た。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
善惡邪正判然るゝ至れるかなは享保四年の二月に時の町奉行大岡越前守忠相殿住吉町吉兵衞のひ出し一件聞糺され老中方へ申立られり役人評議の上右關係の者共評定所へ呼び出され吟味あるべしと定まり尤も此度は最初より見込の儀もあるに付當日の吟味は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
われは第二曲の題として蜃氣樓を得たり。こは拿破里又シチリアの水濱にて屡〻見るゝものといへど、われは未だ嘗て見しことあらず。唯だ此重樓複閣の奧には、我に親しき神女み給ふ。
所以に幽と顯とに出で入りて、日と月と目を洗ふにれたまひ、海水に浮き沈みて、神と祇と身を滌ぐにれたまひき。
已来秋稼に至り風雨ひて五穀豊かにれり。此れち誠をし願をくこと、霊貺答ふるが如し。れ、載ち惶れて以てみするとき無し。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
君の御馬前に天晴勇士の名をして討死すべき武士が、何處に二つの命ありて、歌舞優樂の遊にめる所存の程こそ知られね。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
これに反して須田町に立つて居る銅像は確かに誤訳である。而もあれは逐字訳の方の誤訳であらう。恐らくこれほどイギリスの原文を一字一句、そのまゝに訳して醜悪をしたものはあるまい。
翻訳製造株式会社 (新字旧仮名) / 戸川秋骨(著)
勿論嚴然たる規律のあるつてる、たとへ霹靂天空けやうとも、數萬魔神が一海上現出れやうとも、船員ならぬ船員職權して
立て久敷考へ居たりしが靱負に向ひ此は甚だひ難し早く歸り給へと云ふに靱負如何にも心得ぬ面色にて某しの卦は何故にきや察する所からざれば白地に示し難きならんか然ども故意りしこと故何事なりとも忌憚りなくひ下されよと云ひければ白水翁
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
馴れない頭巾と見えて、うるさそうに、いて丸めて川の中へフワリと捨てた。——ついでに、下からさッとくる風と、頭巾くずれのの毛を、黄楊荒歯でざっといて、そのまま横へ差しておく。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この本の著者——猪子蓮太郎の思想は、今の世の下層社会の『新しい苦痛』を表白すと言はれて居る。人によると、彼男ほど自分を吹聴するものは無いと言つて、妙に毛嫌するやうな手合もある。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
されどわれ若しることなくして、人々よ、我も一々の美を見ざるにあらねど、我を動かすものは彼に在らずしてその全體の美に在り、是れ我職分なりとはゞ、人々は必ず
聞込んで来たものかしら。悪い事は出来ないものさねえ。いつか一度は露顕れる時が来るから奇体さ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
両箇は彼の見る目の顕露なるに気怯せる様子にて、先を争ふ如く足早に過行きぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)