“規律”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりつ76.9%
きまり7.7%
しまり7.7%
シオキ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本艦ほんかん一令いちれいした推進螺旋スクルーなみつて進航しんかうはじめた。規律きりつたゞしき軍艦ぐんかん甲板かんぱん、かゝる活劇さわぎあひだでもけつしてその態度たいどみだやうことはない。
母親の留守のときには、よく気を配って親切に世話をやき、一つでもこれらの規律きまりをやぶらせないようにしてやることは、一番に大切なことです。
女中訓 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
海に近いだけ凡ての習俗もより多く南國的な、怠惰けた規律しまりのない何となく投げやりなところがある。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
其だけにたとひ形式だけでも、儼然たる規律シオキが示して置きたかつた。其故にこそ、かうした形で、事後から見れば、児戯に類する様な姿で、遠慮の意を表せしめたものであらう。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)