“亂”のいろいろな読み方と例文
新字:乱
読み方割合
みだ85.9%
らん7.8%
みだれ4.7%
み1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくすると、此(こ)の毛蟲(けむし)が、盡(こと/″\)く眞白(まつしろ)な蝶(てふ)になつて、枝(えだ)にも、葉(は)にも、再(ふたゝ)び花片(はなびら)を散(ち)らして舞(ま)つて亂(みだ)るゝ。幾千(いくせん)とも數(かず)を知(し)らない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
決(けつ)して心服(しんぷく)仕(つかまつ)らじ、しかする時(とき)は杢(もく)が命令(めいれい)行(おこな)はれで、背(そむ)く者(もの)の出(い)で來(きた)らむには、却(かへつ)て國家(こくか)の亂(らん)とならむこと、憂慮(きづかは)しく候(さふらふ)。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
かくの如く師はその額に亂(みだれ)をみせて我をおそれしめ、またかくの如く痛みはたゞちに藥をえたりき 一六—一八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
經文(きやうもん)の讀誦(どくじゆ)に抹香(まつかう)くさくなりて、娘(むすめ)らしき匂(にほ)ひは遠(とほ)かるべしと思(おも)ひしに、其(その)やうの氣(け)ぶりもなく、柳髮(りうはつ)いつも高島田(たかしまだ)に結(むす)ひ上(あ)げて、後(おく)れ毛(げ)一(ひ)と筋(すぢ)えりに亂(み)ださぬ嗜(たしな)みのよさ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)