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『十万石』
ふりがな文庫
『
十万石
(
じゅうまんごく
)
』
こゝに信州の六文錢は世々英勇の家なること人の能く識る處なり。はじめ武田家に旗下として武名遠近に轟きしが、勝頼滅亡の後年を經て徳川氏に歸順しつ。松代十萬石を世襲して、松の間詰の歴々たり。 寶暦の頃當城の主眞田伊豆守幸豐公、齡わづかに十五ながら …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
命
(
おほ
)
仰
(
おほせ
)
憂慮
(
きづかは
)
直
(
たゞ
)
同一
(
ひとし
)
辱
(
はづか
)
賢
(
さかしら
)
啄
(
は
)
一時
(
あるとき
)
食
(
しよく
)
機
(
しほ
)
一通
(
いツつう
)
頭
(
かうべ
)
下
(
さ
)
燈火
(
とうくわ
)
前刻
(
ぜんこく
)
味
(
あぢはひ
)
機
(
をり
)
上下
(
しやうか
)
進出
(
すゝみい
)
些
(
ちと
)
跪坐
(
ついゐ
)
其方
(
そのはう
)
費
(
つひえ
)
合
(
かな
)
上
(
うへ
)
此
(
こゝ
)
汝
(
なんぢ
)
危
(
あやふ
)
雌雄
(
つがひ
)
家中
(
かちう
)
祝着
(
しふぢやく
)
終
(
をは
)
御言
(
おんことば
)
莞爾
(
につこ
)
和
(
やは
)
斯
(
かゝ
)
一寸
(
ちよいと
)
嚴
(
おごそか
)
古
(
いにしへ
)
取合
(
とりあは
)
上
(
あ
)
彼
(
かの
)
惡
(
あし
)
遠近
(
ゑんきん
)
違
(
ちがひ
)
理由
(
いはれ
)
道理
(
もつとも
)
追
(
おつ
)
窮
(
きう
)
美
(
び
)
御出
(
おだ
)
候
(
さふら
)
請
(
うけ
)
良
(
やゝ
)
詰
(
づめ
)
言
(
げん
)
但
(
たゞし
)
聊
(
いさゝか
)
咳
(
しはぶき
)
掌
(
たなそこ
)
明日
(
みやうにち
)
承
(
うけたまは
)
可
(
か
)
正
(
たゞ
)
却
(
かへつ
)
注
(
そゝ
)
慌
(
あわた
)
惡
(
あ
)
外見
(
よそみ
)
申聞
(
まをしき
)
思附
(
おもひつ
)
出
(
いで
)
終
(
つひ
)
徴
(
ちよう
)
好
(
この
)
能
(
よく
)
候
(
さふらふ
)
修
(
しう
)
來
(
きた
)
行
(
おこな
)
言
(
ことば
)
計
(
はから
)
年少
(
ねんせう
)
寛裕
(
くわんゆう
)
上手
(
じやうず
)
露
(
あらは
)
下
(
もと
)
彼
(
あれ
)
飛
(
とば
)
世々
(
よゝ
)
家並
(
いへなみ
)
食物
(
しよくもつ
)
家
(
いへ
)
實
(
まこと
)
起
(
おき
)
餘
(
あまり
)
仕出
(
しい
)
御心
(
おんこゝろ
)
子息
(
しそく
)