“寛裕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんゆう37.5%
おほめ25.0%
くつろぎ12.5%
くわんゆう12.5%
ゆつくり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕游惰(いうだ)を認(みと)めて以て寛裕(かんゆう)と爲すこと勿(なか)れ。嚴刻(げんこく)を認めて以て直諒(ちよくりやう)と爲すこと勿れ。私欲(しよく)を認めて以て志願(しぐわん)と爲すこと勿れ。
遂(つい)私も新田さんを此學校に入れた次第で、郡視學さんの手前もあり、今迄は隨分私の方で遠慮もし、寛裕(おほめ)にも見て置いた譯であるが、然し、さう身勝手が過ぎると
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
余は病(やまい)に因(よ)ってこの陳腐(ちんぷ)な幸福と爛熟(らんじゅく)な寛裕(くつろぎ)を得て、初めて洋行から帰って平凡な米の飯に向った時のような心持がした。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
と寛裕(くわんゆう)なる御言(おんことば)の傍(そば)よりまた幸豐公(ゆきとよぎみ)
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
何卒寛裕(ゆつくり)して下ださいナ、其れに御遠方なんだから、此の寒い夜中にお帰りなさるわけにはなりませんよ、最早(もう)、其の心算(つもり)にして置いたのですから、一泊(おとま)りなすつてネ——ねエ、お加女さん
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)