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爛熟
ふりがな文庫
“爛熟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らんじゅく
88.1%
らんじゆく
7.1%
うれ
2.4%
ランジユク
2.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんじゅく
(逆引き)
常子がけげんな顔で聞耳をたてているうちに、ドタバタ騒ぎはいよいよ
爛熟
(
らんじゅく
)
して、駆けまわる足音に猿の叫び声までまじっている。
蝶の絵
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
爛熟(らんじゅく)の例文をもっと
(37作品)
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らんじゆく
(逆引き)
少し呶鳴りちらすやうな調子で、ガラガラとまくし立て乍ら、部屋の中へ入つて來たのは、パツと咲ききつたやうな、
爛熟
(
らんじゆく
)
した大年増でした。
銭形平次捕物控:169 櫛の文字
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
爛熟(らんじゆく)の例文をもっと
(3作品)
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うれ
(逆引き)
『こう
爛熟
(
うれ
)
きった文化というものが、いつ迄、この儘で栄えてゆきましょうか』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爛熟(うれ)の例文をもっと
(1作品)
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ランジユク
(逆引き)
朝から、姫の白い額の、
故
(
ユヱ
)
もなくひよめいた長い日の、
後
(
ノチ
)
である。二上山の峰を包む雲の上に、中秋の日の
爛熟
(
ランジユク
)
した光りが、くるめき出したのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
爛熟(ランジユク)の例文をもっと
(1作品)
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“爛熟”の意味
《名詞》
爛熟(らんじゅく)
果実が熟れすぎること。
社会や文化などが極限まで発達し、腐敗や衰退のきざしすら感じさせること。
(出典:Wiktionary)
爛
漢検1級
部首:⽕
21画
熟
常用漢字
小6
部首:⽕
15画
“爛熟”で始まる語句
爛熟期
爛熟頽廃
検索の候補
爛熟期
爛熟頽廃
“爛熟”のふりがなが多い著者
三遊亭金馬
亀井勝一郎
吉川英治
三上於菟吉
ロマン・ロラン
中里介山
内田魯庵
久生十蘭
高村光太郎
菊池寛