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らんじゅく
ふりがな文庫
“らんじゅく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
爛熟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爛熟
(逆引き)
御二方が
統
(
す
)
べ給うておられた天平のみ代は、云うまでもなく我が民族の生命力が思いきって開花
爛熟
(
らんじゅく
)
したような時代であった。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
このデカダン興味は江戸の文化の
爛熟
(
らんじゅく
)
が産んだので、江戸時代の
買妓
(
ばいぎ
)
や蓄妾は必ずしも
淫蕩
(
いんとう
)
でなくて、その中に極めて詩趣を
掬
(
きく
)
すべき情味があった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
しかし、徳川文明の
爛熟
(
らんじゅく
)
の結果、でかたんになった文化の昔、伊勢のお百姓の娘にそれをのぞむのは無理であろう。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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