“一泊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつぱく66.7%
いっぱく16.7%
おとま16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すこ無謀むぼうにはぎはせぬかと氣付きづいたので、むし此邊このへん一泊いつぱくせんと、此事このこと武村兵曹たけむらへいそうかたると、武村兵曹たけむらへいそう仲々なか/\かない
それは第一回のときにこの地方に旅行に来て、清水青年団のきもいりで一泊いっぱくして以来、たびたび厄介やっかいをかけ、住職の伊藤老師ともすっかり仲よしになっていたからである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
何卒寛裕ゆつくりして下ださいナ、其れに御遠方なんだから、此の寒い夜中にお帰りなさるわけにはなりませんよ、最早もう、其の心算つもりにして置いたのですから、一泊おとまりなすつてネ——ねエ、お加女さん
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)