“最早”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もはや59.4%
もう26.4%
もは13.9%
いとはや0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“最早”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション38.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本32.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
最早もはやわたくしそばにのみはらず、朝早あさはやくから戸外こぐわいでゝ、なみあを
そういう文壇というものが、作家生活と文学を生新にする力を欠いていることを疑うものは最早もはや一人もないであろうと思う。
文学の大衆化論について (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「今日は最早もう仕方が無い」——こう相川は独語ひとりごとのように言って、思うままに一日の残りを費そう、とめた。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
なあに、銀平さんに文ちゃんだから、酔っぱらってなンか居るもンか。最早もう来る時分だ」仁左衛門さんがなだめる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
数日の間に第一の良人おっとを刺され、第二の良人をたれた彼女の悲しみは、最早もはや彼女の涙をさそわなかった。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
それは再び商売女の雛妓にかえったように見えたけれども、わたくしは最早もはやかの女の心底を疑うようなことはしなかった。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
印度は諸子が父上母上の頃には天竺てんじくと呼びたる最早いとはやくより開け進みし国にて、今日こんにちよりして評するも世界の文明の母ともいふべきところなれば、従つて趣味おもむきある古話にも富みたり、御望みならむには随分諸子のために珍奇なる話を取りいだして一年や二年の間はこの紙上に掲げん。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)