“もはや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
最早99.1%
既0.4%
既早0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むろん此等(これら)の人達は、すでに地上とはきれいに絶縁して了(しま)い、彼等の墓石の上に、哀悼の涙を濺(そそ)ぐものなどは、最早(もはや)只(ただ)の一人もない。
乃至は既(もはや)慢気の萌して頭(てん)から何の詰らぬ者と人の絵図をも易く思ふか、取らぬとあるに強はせじ、余りといへば人情なき奴
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
老僧が云ふべき事は是ぎりぢやによつて左様心得て帰るがよいぞ、さあ確と云ひ渡したぞ、既早(もはや)帰つてもよい、然し今日は老僧も閑暇(ひま)で退屈なれば茶話しの相手になつて少時居てくれ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)