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一泊
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いつぱく
少し
無謀には
※ぎはせぬかと
氣付いたので、
寧ろ
此邊に
一泊せんと、
此事を
武村兵曹に
語ると、
武村兵曹は
仲々聽かない
聞けば
之から
越前へ
行つて、
派は
違ふが
永平寺に
訪ねるものがある、
但し
敦賀に
一泊とのこと。
然し
家屋の
兩翼は
少しく
傾きながら、
潰れずに
殘つてゐたので、これを
檢査して
見ると、
餘震には
安全であらうと
想像されたから、
山崎博士を
初め
一行四人は
其家の
樓上に
一泊した。