“一行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちぎょう37.5%
いっこう28.1%
いつかう12.5%
いちぎやう9.4%
ひとつら6.3%
いつこう3.1%
ひとくだり3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他、わが朝の先徳にも、空也(くうや)、源信、良忍、永観などみな、習い研(みが)きたる智恵も行(ぎょう)もすてて皆、念仏の一行(いちぎょう)に、往(ゆ)いて生れたる人々ではござらぬか。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで彼は敵打(かたきうち)の一行(いっこう)が熊本の城下を離れた夜(よ)、とうとう一封の書を家に遺して、彼等の後(あと)を慕うべく、双親(ふたおや)にも告げず家出をした。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大佐等(たいさら)一行(いつかう)が此(この)島(しま)へ來(き)たのは私(わたくし)より餘程(よほど)前(まへ)で、其(その)留守中(るすちう)、米國軍艦(べいこくぐんかん)「オリンピヤ」號(がう)が横濱(よこはま)へやつて來(き)て、音(おと)に名高(なだか)き、チヤーチの熱球(ねつきゆう)、魔球(まきゆう)が
僕はこの一行(いちぎやう)の中に秋風(しうふう)の舟を家と頼んだ幇間(ほうかん)の姿を髣髴(はうふつ)した。江戸作者の写した吉原(よしはら)は永久に還(かへ)つては来ないであらう。
高天原(たかまのはら)に神留(かんづま)ります皇親(すめらがむつ)、神漏岐(かむろぎ)、神漏美(かむろみ)の命(みこと)をもちて、大山祇大神(おほやまつみのおほんかみ)をあふぎまつりて、青体(あをと)の和幣三本(にきてみもと)、白体(しろと)の和幣三本を一行(ひとつら)に置き立て、種々(くさぐさ)のそなへ物高成(ものたかな)して神祈(かむほぎ)に祈ぎ給へば
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
然(しか)し家屋(かおく)の兩翼(りようよく)は少(すこ)しく傾(かたむ)きながら、潰(つぶ)れずに殘(のこ)つてゐたので、これを檢査(けんさ)して見(み)ると、餘震(よしん)には安全(あんぜん)であらうと想像(そう/″\)されたから、山崎博士(やまざきはかせ)を初(はじ)め一行(いつこう)四人(よにん)は其家(そのいへ)の樓上(ろうじよう)に一泊(いつぱく)した。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
知っての通り親父は極(ごく)堅いので、あの手紙を書くにも隠れて漸(ようよ)う二行(にぎょう)ぐらい書くと、親父に呼ばれるから、筆を下に置いて又一行(ひとくだり)書き、終(しま)いの一行は庭の植込(うえご)みの中で書きましたが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)