“一行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちぎょう35.5%
いっこう29.0%
いつかう12.9%
いちぎやう9.7%
ひとつら6.5%
いつこう3.2%
ひとくだり3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩は花やかな対句ついくの中に、絶えず嗟嘆さたんの意が洩らしてある。恋をしている青年でもなければ、こう云う詩はたとい一行いちぎょうでも、書く事が出来ないに違いない。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで彼は敵打かたきうち一行いっこうが熊本の城下を離れた、とうとう一封の書を家に遺して、彼等のあとを慕うべく、双親ふたおやにも告げず家出をした。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大佐等たいさら一行いつかうこのしまたのはわたくしより餘程よほどまへで、その留守中るすちう米國軍艦べいこくぐんかん「オリンピヤ」がう横濱よこはまへやつてて、おと名高なだかき、チヤーチの熱球ねつきゆう魔球まきゆう
僕はこの一行いちぎやうの中に秋風しうふうの舟を家と頼んだ幇間ほうかんの姿を髣髴はうふつした。江戸作者の写した吉原よしはらは永久にかへつては来ないであらう。
高天原たかまのはら神留かんづまります皇親すめらがむつ神漏岐かむろぎ神漏美かむろみみことをもちて、大山祇大神おほやまつみのおほんかみをあふぎまつりて、青体あをと和幣三本にきてみもと白体しろとの和幣三本を一行ひとつらに置き立て、種々くさぐさのそなへ物高成ものたかなして神祈かむほぎに祈ぎ給へば
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しか家屋かおく兩翼りようよくすこしくかたむきながら、つぶれずにのこつてゐたので、これを檢査けんさしてると、餘震よしんには安全あんぜんであらうと想像そう/″\されたから、山崎博士やまざきはかせはじ一行いつこう四人よにん其家そのいへ樓上ろうじよう一泊いつぱくした。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
知っての通り親父はごく堅いので、あの手紙を書くにも隠れてようよ二行にぎょうぐらい書くと、親父に呼ばれるから、筆を下に置いて又一行ひとくだり書き、しまいの一行は庭の植込うえごみの中で書きましたが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)