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いっこう
ふりがな文庫
“いっこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一向
89.1%
一行
7.0%
一匣
0.8%
一口
0.8%
一更
0.8%
一爻
0.8%
一考
0.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一向
(逆引き)
だから木の香や刃物の香が新らしいうちは、人の家だと思うから、
覗
(
のぞ
)
いて見ようともしない。
一向
(
いっこう
)
平気なのは雀ぐらいなものである。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
いっこう(一向)の例文をもっと
(50作品+)
見る
一行
(逆引き)
こうして、ふたたび、ニールスとガンの
一行
(
いっこう
)
は、静かな空を飛んでいきました。あたりは、まえのように、またひっそりとしてきました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
いっこう(一行)の例文をもっと
(9作品)
見る
一匣
(逆引き)
右にこの
轡
(
くつわ
)
を取って、ちょっと振向いて、
菩薩
(
ぼさつ
)
にものを言いそうなのが
優闐玉
(
ゆうてんぎょく
)
、左に
一匣
(
いっこう
)
を捧げたのは
善哉童子
(
ぜんざいどうじ
)
。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっこう(一匣)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
一口
(逆引き)
五百は幼くて武家奉公をしはじめた時から、
匕首
(
ひしゅ
)
一口
(
いっこう
)
だけは身を放さずに持っていたので、
湯殿
(
ゆどの
)
に脱ぎ棄てた衣類の
傍
(
そば
)
から、それを取り上げることは出来たが、衣類を身に
纏
(
まと
)
う
遑
(
いとま
)
はなかったのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
いっこう(一口)の例文をもっと
(1作品)
見る
一更
(逆引き)
ところで、その日
忽
(
たちま
)
ち二人のきれいな女を見たので、帰ってからそのことばかり
想
(
おも
)
っていた。
一更
(
いっこう
)
がもう尽きようとしたところで、三娘が門を
敲
(
たた
)
いて入って来た。
封三娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
いっこう(一更)の例文をもっと
(1作品)
見る
一爻
(逆引き)
御承知でもあろうが、筮と云う物は、
一爻
(
いっこう
)
に三変の次第があり、
一卦
(
いっけ
)
に十八変の法があるから、容易に吉凶を判じ難い。そこはこの擲銭卜の長所でな、……
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いっこう(一爻)の例文をもっと
(1作品)
見る
一考
(逆引き)
何人
(
なんぴと
)
が進んでその
嘱
(
しょく
)
に応ずるかは
余
(
よ
)
の知る限りでない。余はただ文壇のために一言して諸君子の
一考
(
いっこう
)
を
煩
(
わずら
)
わしたいと思うだけである。
文芸委員は何をするか
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっこう(一考)の例文をもっと
(1作品)
見る
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