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嘱
ふりがな文庫
“嘱”のいろいろな読み方と例文
旧字:
囑
読み方
割合
しょく
73.7%
たの
18.4%
しよく
2.6%
たのみ
2.6%
まか
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょく
(逆引き)
何人
(
なんぴと
)
が進んでその
嘱
(
しょく
)
に応ずるかは
余
(
よ
)
の知る限りでない。余はただ文壇のために一言して諸君子の
一考
(
いっこう
)
を
煩
(
わずら
)
わしたいと思うだけである。
文芸委員は何をするか
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嘱(しょく)の例文をもっと
(28作品)
見る
たの
(逆引き)
一度出してみると引込んでいることが出来なくなり、それから先きは友達の
嘱
(
たの
)
みに応じていつも小説のような文章を書き、積り積って十余篇に及んだ。
「吶喊」原序
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
嘱(たの)の例文をもっと
(7作品)
見る
しよく
(逆引き)
六時 明六時(卯) 東町奉行
跡部良弼
(
あとべよしすけ
)
は代官二人に防備を命じ、大塩平八郎の母兄大西与五郎に平八郎を
訪
(
と
)
ひて処決せしむることを
嘱
(
しよく
)
す。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
嘱(しよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たのみ
(逆引き)
で、間に取成してくれい、
詑
(
わび
)
を言うてくれい、とのお
嘱
(
たのみ
)
ぢやけれど、それは僕は
為
(
せ
)
ん。為んのは、間に対してどうも出来んのぢやから。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
嘱(たのみ)の例文をもっと
(1作品)
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まか
(逆引き)
また、将来のお計りも、すべて、お
嘱
(
まか
)
しあって、万まちがいないでしょう。……
不肖
(
ふしょう
)
の
些
(
いささ
)
か学び得てお役に立ちそうなことは、今日までに、ほとんど申しあげて、
篤
(
あつ
)
くご
会得
(
えとく
)
もあることと存じまする。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘱(まか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嘱”の意味
《動詞》
(ショク)頼む。委ねる。属する。
(ショク)望みを託す。
(ショク)伝言する。
(出典:Wiktionary)
嘱
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
“嘱”を含む語句
依嘱
嘱託
嘱目
嘱望
委嘱
至嘱
嘱托
遺嘱
付嘱
嘱付
嘱賂
御委嘱
為岡本楼主人之嘱
生嘱
“嘱”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
吉川英治
徳冨蘆花
佐々木邦
魯迅
福沢諭吉
徳田秋声
北村透谷
夏目漱石
森鴎外