“詑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
66.7%
わび18.2%
あや6.1%
あやま6.1%
3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほんまに、ほんまに、………いずれおびにお伺いしますけど、………お怒りになるのもちょっとも無理やあれしませんけど、………」
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
勘次かんじはそれでも分別ふんべつもないので仕方しかたなしに桑畑くはばたけこえみなみわびたのみにつた。かれふる菅笠すげがさ一寸ちよつとあたまかざしてくびちゞめてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
中々悧巧りこうナ子供デス。ナドト胡麻化ごまかスノデハナイガ、余計ナオセッカイヲシテ悪カッタラあやマリマス。シカシひそカニ思ウノニ、かえッテ僕ガソウシタ方ガ「気ガ楽ニナリ」ハシナイデスカ。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「なに! 跨いで通るってことがそもそも間違っているんだ。あやまりもしねえでその言い草は何だよ」
アフリカで鱷神が高僧にく時言語全く平生に異なりしきりに水に入らんと欲し、河底を潜り上って鱷同然泥中に平臥するがごとし(レオナード著『ラワーニゲルおよびその民俗篇エンド・イツ・トライブス』二三一頁)