“荐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しき83.3%
しきり8.3%
スキカサネテ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女の見た男は非常に疲れていたし又はなはだしい苛苛した表情で、何かしきりに考え詰めているような鬱陶しい歩みをつづけていたのである。
香爐を盗む (新字新仮名) / 室生犀星(著)
ちらほら梅の咲きそうな裏庭へ出て、冷い頸元えりもとにそばえる軽い風に吹かれていると、お島はしきりに都の空が恋しく想出された。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
スキカサネテ而成立。今用竹質木皮之。亦有緻密竹簾之是也(8)。
紙の歴史 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)